新潟県内ベンチャー企業詳説 #6 ～IT企業編②～ │ 新潟の夢を語る

こんにちは、Yagiです。

先日公開した「新潟県内ベンチャー企業カオスマップ 2023」の掲載企業の詳細説明 #6 です。今回は「IT企業編②」ということで、新潟県のベンチャー企業を3社、ご紹介していきます。

今回は、taneCREATIVE 株式会社さん、株式会社ユニークワンさん、ドコドア株式会社さんの3社です。

ぜひ、最後までお付き合いください！

1. taneCREATIVE 株式会社
2. 株式会社ユニークワン
3. ドコドア株式会社
4. まとめ

taneCREATIVE 株式会社

＜基本情報＞

・所在地：新潟県佐渡市中興乙1427

・創設年：2012年

・従業員数：50名（2023年6月時点）

・会社の目的

　【わたしたちが幸せ】になる

・会社の目標

　＞仕事に見合う【対価】を得られる場所にする

　＞【やりがい】のある仕事をできる場所にする

　＞皆が無理をせずに働ける【環境】を作り出す

・事業内容

　＞Webサイト・CMSのセキュリティ保守管理・運用

　＞セキュアで高速なWebサイト制作・CMS構築

＜会社紹介＞

taneCREATIVEさんは、佐渡で江戸時代から旅館としての歴史を持つ建物に本社を構え、佐渡島内にもう1か所、東京、群馬、富山の計5か所に拠点を置いて活動しています。

同社は、「わたしたちが幸せになること」を理念として掲げており、3つの目標（対価、やりがい、環境）を掲げています。

対価は、「自分らしく生きるためのお金」「個々の尊厳」「関係者に喜んでもらうこと」

やりがいは、「関係者に喜んでもらうこと」「社会における我々の存在意義」

環境は、「適切な労働時間」「円満な人間関係」「良好な職場環境」

近年は働き方改革や賃上げなどが言葉としてはよく聞かれますが、同社は2012年の創業時からこの理念・目標を掲げており、会社として真摯に向き合ってかかわる人を幸せにしようという強い意志を感じます。

また、それだけでなく、同社の本社オフィスは起業家支援のインキュベーションセンターとしての役割も果たしています。佐渡を起業の島として活性化していくという想いも持っていらっしゃるため、今後の動きにも注目です。

株式会社ユニークワン

＜基本情報＞

・所在地：新潟県新潟市東区江南1-9-11

・創設年：2014年

・従業員数：41名（2023年1月時点）

・ビジョン：

　地方発メガベンチャー

・ミッション：

　コミュニケーション豊かな地域をつくる

・バリュー：

　＞期待を超える

　＞現状を否定する

　＞走りながら考える

・主な事業内容：

　＞Webマーケティング事業

　＞インフルエンサー事業

＜会社紹介＞

ユニークワンさんは、新潟を起点に東京、仙台、大阪にもオフィスを構え、新潟発で誰もが知るIT企業を目指して活動を展開していらっしゃいます。Webマーケティング支援だけでなく、インフルエンサー事業や採用支援、SNS分析ツールの販売なども手掛けています。

特に皆さんの目に留まりやすいのはインフルエンサー事業です。YouTubeの「にいがたTV」や地域情報サイト「にいがた通信」と、にいがた通信の「ガタ子」さんのTwitterなど、新潟にお住いの方の目に触れる機会の多いメディアを運営しています。

このビジネスモデルは汎用性があり、にいがた通信と同じ形式の地域情報サービスを、新潟県内では新発田市、長岡市、その他国内18地域、韓国2地域で運営しています。

ちなみに、同社HP内のコラムには、Webマーケティング関連を中心とした解説記事が多数掲載されています。何かわからないことがあるときにはオススメです。

ドコドア株式会社

＜基本情報＞

・所在地：

　＞本社　　　　　新潟県三条市荒町2丁目19-19 2F

　＞新潟オフィス　新潟県新潟市中央区笹口1-2 2F

　＞東京オフィス　東京都中央区銀座1-15-4 7F

・創設年：2011年

・従業員数：35名

・経営理念：

　情報の力で豊かな地域を創造する

・ビジョン：

　地方発→全国行きのどこでもドア

・ミッション：

　良質なものが正しく評価される社会作り

・主な事業内容：

　＞総合デジタルマーケティング事業

　＞Web開発事業

　＞APP開発事業

　＞Saas開発事業

　＞グラフィックデザイン/ブランディング支援

＜会社紹介＞

ドコドアさんは、SEO対策とデザイン性に優れたHP制作を最大の強みとしており、ベンチャー・中小企業から大企業や官公庁まで幅広くサポートをしている会社です。

同社の「代表あいさつ」のページには熱い想いが記載されているのでぜひ皆さんにも読んでいただきたいと思います。僭越ながら要約させていただくと、都市部と地方のITリテラシーや取り巻く環境の違いを身をもって感じた中で、「地方中小企業がITの全体戦略を描く、もしくは描けるパートナーを見つけることは難しい」という問題を解決できる企業を作りたいという想いで起業された会社と理解しています。（全文は同社HPへ！）

社名も「地方発→全国行きのどこでもドア」というビジョンと繋がっているように思います。

どうしても都市部や大企業に集積されがちなITに関する情報を地方にも展開し、情報不足によりビハインドからのスタートを強いられている地方中小企業に届けようということで、一つの地方創生の形ではないでしょうか。

実際に、顧客の30%は新潟の会社であり、多くの新潟の会社のIT戦略をサポートしていらっしゃる会社さんです。