こんにちは、Yagiです。
先日公開した「新潟県内 ベンチャー企業カオスマップ 2023」の掲載企業の詳細説明 #8 です。今回は「IT企業編➃」ということで、新潟県のベンチャー企業を3社、ご紹介していきます。
今回は、株式会社リプロネクストさん、SIIG株式会社さん、TradFit株式会社さんの3社です。
ぜひ、最後までお付き合いください!
株式会社リプロネクスト
<基本情報>
・所在地:
>新潟オフィス 新潟県新潟市西区小針が丘2-54 2F
>東京オフィス 東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル5F
>大阪オフィス 大阪府大阪市北区芝田2丁目8-11共栄ビル3F
・創設年:2017年
・従業員数:17名
・ビジョン
BREAK THE WALL〜社会にある壁(課題)を壊す(解決する)組織を目指す〜
・ミッションステートメント:
1.できる理由を探そう
2.顧客>会社>地域の順番を大切にしよう
3.スピード化+仕組み化をしよう
4.インプットは自分のためにやろう
5.みんなのためにスケールしよう
6.チームのために動ける人になろう
・事業内容:
メタバース開発/XRコンテンツ制作/オリジナルVRゴーグル制作/Webマーケティング事業
<会社紹介>
リプロネクストさんは「リアルを届けるWebマーケティング会社」として、新潟・東京・大阪の3拠点で事業を展開していて、平均年齢30歳(2023年8月時点)と非常に若い会社です。
代表の藤田さんは新潟市出身で、東京の広告代理店での勤務を経て、新潟でUターン起業をされました。「地域を挑戦できる雰囲気に変えていきたい」という想いを抱いており、まだ知られていない、もしくは魅力を十分にPRし切れていない企業・お店の魅力を、VRやWeb広告を中心に発信するサポートをしていらっしゃいます。
特徴的な事業として、XR(VR/AR/MR)のコンテンツ制作があります。XRはクロスリアリティのことで、現実世界と仮想世界を融合する技術です。
気になる方向けに補足をすると、VRとは仮想現実(Virtual Reality)、ARとは拡張現実(Augmented Reality)、そしてMRとは複合現実(Mixed Reality)で、現実世界と仮想世界の交わり方がそれぞれ少しずつ違っています。
多くの方に一番馴染みが深いのはVRかと思いますが、リプロネクストさんではVRの映像コンテンツ作成だけでなく、ゴーグル作成まで対応されています。
段ボールで枠を作ってスマホをはめ込むタイプのVRゴーグル(伝わりますでしょうか…?)を、オリジナルデザインで制作していらっしゃいます。
そんな事業を展開していらっしゃるリプロネクストさんは、ちょうど本記事公開の翌週の2023年12月15日(金)には会社見学会が開催されるようです。主に就活中の学生さん向けのようですが、折角の機会ですのでご興味のある方はぜひ!
SIIG株式会社
<基本情報>
・所在地:新潟県佐渡市吾潟39-2 REBIRTH佐渡ワーケーションプレイス3号棟2番スペース
・創設年:2016年
・従業員数:9名(社員紹介ページ掲載人数より)
・主な事業内容:
>遊漁者向けサービスの開発
>遊漁関連イベントの企画・運営
>Webサイト制作・モバイルアプリケーション開発
<会社紹介>
SIIG株式会社は佐渡に拠点を置き、釣果記録アプリ「FishRanker」の運営や釣りに関するイベント運営、さらにはWebサイト企画・制作、ブランディング、アプリ開発なども行っている企業です。
その中でもやはり、同社の代表的な製品はFishRankerアプリ。
その名の通り釣果がランキング化されるだけでなく、釣果の記録や釣り仲間との交流、タイトルバッジの獲得などを行える、釣り人の釣り人による釣り人のためのアプリです。釣り界隈では釣果情報へのニーズが高いことに加え、代表の谷川さんのお父様が釣り歴50年以上の大ベテラン釣り師であったこともあり、FishRankerアプリの開発にチャレンジする決断をされたとのことです。
同社はFishRankerアプリだけでなく、「佐渡ビッグゲーム FishRankerカップ」という釣り大会も開催しています。2023年10月14-15日には第4回大会が開催され、来場者1,600名、過去最多の参加者192名という非常に盛り上がったイベントとなりました。
同大会は佐渡全体を舞台に、土曜の14時から日曜の11時半までの20時間超にわたり、プロ・アマ問わず全国から集まった釣り人達が「最も全長の大きな魚を釣り上げたら優勝」というシンプルなルールで戦います。
釣り好きにはたまらないイベントではないでしょうか。
そして、最近では同社の技術を生かし、クロマグロの採捕報告アプリに魚種判定及び重量推計を行うAIの搭載を行うための実証実験も進めています。釣りを楽しむだけでなく、水産資源の保護への貢献も目指していらっしゃいます。
TradFit株式会社
<基本情報>
・所在地:
>本社 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号丸の内北口ビルティング9階
>新潟拠点 新潟県新潟市中央区笹口一丁目2番地新潟プラーカ2 2階
・創設年:2017年
・従業員数:11名
・ミッション:
世界中の音声情報を整理し、世界中の人々に音声を通じてより良い暮らしを提供する
・主な事業内容:クラウドAIを活用した音声データプラットフォームの構築及び運営
<会社紹介>
TradFit株式会社は、宿泊施設向けのAIスピーカーのマーケットリーダーとして注目を集めるスタートアップです。「アジアの注目企業100」や「ベストベンチャー100」にも選出されており、海外からも注目を集める会社です。
同社の製品「Hospitalia」は、宿泊施設のゲストの滞在体験向上と現場業務負荷の軽減を目的としたクラウドサービスです。フロントへの問い合わせやチャットシステム、周辺観光施設のレコメンド、音楽やニュース、アラーム設定などなど、私たちが旅館やホテルに宿泊した際にフロントにお願いするようなことを、まずはアレクサが一時処理してくれます。それにより、フロントの電話対応時間を半減させたり、少人数での対応を可能としたりという成果が出ます。
日本語のほか、英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ヒンディー語、ポルトガル語の計8言語に対応しており、インバウンド対応もばっちりです。
ちなみに、同社代表の戸田さんは新潟出身であり、育てられた地域への恩返しという想いもあり、アルビレックス新潟とオフィシャルクラブパートナー契約を締結しています。国内外の宿泊施設向けのサービス展開を進めつつも、新潟に拠点を置き、新潟のクラブを応援してくれているのは、なんだか嬉しいですね。
まとめ
新潟県内ベンチャー企業詳説#8では、株式会社リプロネクストさん、SIIG株式会社さん、TradFit株式会社さんの3社をご紹介させていただきました。
今後も、引き続き「新潟県内 ベンチャー企業カオスマップ2023」に掲載させていただいた全企業を対象に、このような形で紹介記事を執筆させていただくことを予定しております。
次回もお楽しみに!
※注意事項※
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