こんにちは、Yagiです。
新潟県内 上場企業カオスマップ 2023 を公開しました。
県内上場企業38社の売上合計は約2.9兆円。
この記事では、新潟の産業を支える一大勢力である県内上場企業を、一気にご紹介します!
特に学生さんや転職検討中の方を読者として想定して執筆しておりますが、新潟にお住まいの方や、新潟の産業に興味をお持ちの方にも楽しくお読みいただけるようなライトな記事として執筆しております。
ぜひ最後までお付き合いください。
新潟県の小売業
まず、小売業です。
私たちの生活に身近な小売チェーンを展開している企業が多く、既視感のあるロゴが多く並んでいますね。
これらの上場企業は、いずれも新潟県内に留まることなく近隣県、さらには全国へと展開を進めています。
社名だとブランドのイメージがつきづらい会社を補足すると、アークランズはホームセンタームサシやビバホームを運営しており、アクシアルリテイリングは原信、そしてオーシャンシステムはチャレンジャーや業務スーパーを運営しています。
スノーピークを除く6社は、新潟県で事業を立ち上げ、そこからエリア展開を加速させ、売上を伸ばしています。
スノーピーク社も同じく新潟県から全国、そして世界へと羽ばたく企業ですが、スノーピークブランドで根強いファンを獲得している点では、他の6社とは一線を画する存在ともいえます。
新潟から全国、そして世界へ、事業を拡大していきたいという想いを叶えられるのではないでしょうか。
<掲載企業リンク>
ホームセンター
スーパーマーケット
中古品販売
書店
アウトドア
新潟県の地元向け企業
続いては、地元向け企業です。
新潟県内を中心に、地元の方向けのサービスを展開している企業になります。
金融機関や新潟交通、BSN、北陸ガスは、ほとんどの方が利用していると思います。
少し馴染みのない社名でいうと、教育の株式会社SPRIX(スプリックス)は、県内では森塾を運営している企業で、港湾の株式会社リンコーコーポレーションは、新潟港にて倉庫・運輸などの物流事業を展開しています。
いずれも新潟と共に歩み県民の生活を長く支えてきた、新潟を象徴する企業です。
また、詳細は調べておりませんが、勤務地も新潟が中心になることが想定されますので、新潟で、新潟のために働きたいという想いを実現できるのではないでしょうか。
<掲載企業リンク>
金融機関
運輸
港湾
メディア
教育
インフラ
新潟県の建設業
続いては、建設関連業です。
ゼネコンの福田組と植木組、総合建設業者であるサトウ産業と第一建設工業、そして総合建設コンサルティングを行うKITAC(キタック)の名前が挙がっています。
福田組と植木組はいずれも新潟を出て全国各地へ展開しています。(植木組は東日本中心)
第一建設工業は、鉄道施設を中心に工事を請け負っており、サトウ産業は上越に本社を置いて活動しています。
KITACは、地質調査・土木設計・環境地質などを行う企業です。
普段の暮らしの中では社名が目に入る機会が少ない企業もありますが、県内GDPの約6%を占める建設業の大手企業であり、県内外の人々の暮らしを支えています。
<掲載企業リンク>
ゼネコン
総合建設業
建設コンサルティング
新潟県の製造業
最後は、製造業です。
やや製造業に入るのか怪しい企業もありますが、見やすさ重視の分類ということでご容赦ください。
左側は、比較的皆さんんも馴染みのある企業が多いと思います。米どころですので、亀田製菓と岩塚製菓、さらにサトウ食品。ルマンドやプチシリーズでおなじみのブルボン、もも太郎アイスで有名なセイヒョー、一正蒲鉾や雪国まいたけ。海の幸、山の幸、そしてコメと、新潟の食の魅力が詰まっています。
また、コロナやダイニチ工業は暖房機器の会社で、新潟の気候が反映されていますね。
そして、TWINBIRDは家電メーカー、北越コーポレーションは北越製紙(製紙業)です。
右半分はどちらかというと、BtoBの企業になりますので、初めて聞く社名も少なからず含まれていると思います。電子機器や金属加工、機械メーカー、プラント、鉄鋼メーカーなどがあります。
製造業は県内GDPの約22%を占める最大の産業であり、やはり様々な企業が存在していますね。
<掲載企業リンク>
菓子
暖房器具
家電
製紙
電子機器
金属加工
機械メーカー
プラント
鉄鋼メーカー
まとめ
以上、新潟県内の上場企業38社のご紹介でした。
非上場でも大きな企業や有名な企業はたくさんありますが、今回は上場企業に絞ってご紹介しました。
小売業や地元向けの企業、食品系の製造業などにはお馴染みの企業も多かったと思いますが、名前しか知らない企業や初めて聞いたという企業も少なからずあったのではないでしょうか?
一般に広く知られている小売企業から、BtoBで売上を上げている企業、縁の下の力持ちとして新潟経済を支える企業まで、様々な企業をご紹介しました。いずれも新潟経済を支える重要なプレイヤーですので、ぜひ、改めてこれを機会に注目していただきたいなと思います。
そして、冒頭には特に学生さんや転職検討中の方向けの記事と書かせていただきましたが、気になる企業は見つかりましたか?
ぜひ、本記事でご紹介した上場企業、そしてもちろんそれ以外の企業も、興味を持って調べていただけたら幸いです。
おまけ:新潟県の上場企業の売上ランキング
最後に、本記事にてご紹介した新潟県の上場企業38社の売上ランキングを公開します!
1位は20年以上にわたり新潟県内No.1の座を守っているコメリ、2位はアークランズと、ホームセンター勢が独占しています。3位以下は、北越コーポレーション、日本精機株式会社、アクシアルリテイリング株式会社が続きます。(各社の公表データを基に作成)
一口に上場企業といっても規模は様々ですが、規模の大小にかかわらず新潟の産業を支えていることに変わりはありません。地元企業とそこで働く皆様への感謝の気持ちを忘れずに、各企業が提供するサービスを受けていきたいと思います。